現在の仕事内容はどんなものですか？

正花園のお店の店頭に立って切花や胡蝶蘭、観葉植物の販売をしています。お店に陳列するための商品を作成したりすることも多いです。商品はお客様の視点に立って研究し、好みや年齢、性別などから相手の人に喜んで買っていただける商品作りに工夫をしていますね。
それから、正花園の代名詞的存在の胡蝶蘭をはじめとする鉢物のバイヤーをしています。「お店」だけでなく仕事をする場所が「市場」だったり「産地」だったりするのですが、結構楽しくやらせてもらっています。
あと、販売促進グループというチームに所属していて、僕の所属する店頭小売課だけでなく、正花園すべての商品やサービスをお客様にどのようにお伝えするかを考える仕事にも携わっています。

仕事のやりがいや苦労はなんですか？

お客様にお花を説明したり、気に入ったお花や商品を受け取られたときに満足して頂いたときにやりがいを感じます。自分の作ったものや説明したものが世の中に出ているんだって思います。それから、僕の場合は鉢物の仕入れという重要な仕事を任されていますので、スバリ満足のいく仕入れができたときはすごく気分が乗ります。逆に全然納得が行かないときもありますけどね。
切花の場合とちがって、鉢物は誤魔化しが効かないというか、仕入れたものはそのままの素材で販売されることが多いので、お客様の財布を預かって仕入れをしているっていう気持ちになって取り組んでいます。特に胡蝶蘭の仕入れをするときは絶対に失敗できないという緊張感があります。商品に対して産地に言わなければいけないことをはっきり言うことは勇気も必要です。

どうして正花園を選んだのですか？

僕の場合は思いっきり社長からスカウトされました。「ウチに来てほしい！」って何回も言われて…。（笑）で、最終的に従った形になりました。
今思えばこれも運命だなって感じますが、入社前に何度か正花園を見学させてもらって、働く環境だったり、将来的に人生設計ができそうだなぁと感じたことが決め手だと思っています。

どんな社風ですか？
仕事中はどんな雰囲気ですか？

正花園で働く前に社長から、「ウチはチームワークで仕事をこなしている。ワンプレーで最後までお客様のお手伝いをするわけではなく、リレーでお客様のお手伝いをしているんだ」って説明されました。
最初はよくわからなかったのですが、例えばご注文を伺うスタッフと実際に制作するスタッフが異なることや、配達するスタッフが異なります。自分だけがすべてではないと感じるようになりました。
そういう意味で、自分がしっかりと次のスタッフへお客様のバトンをつながないといけないという気持ちで仕事してますし、周りとのコミュニケーションを大切にしている雰囲気が会社の中にはあります。

入社前よりも成長したと実感したことを教えてください。

圧倒的に花の知識は増えました。それだけでなく、お客様にその知識をどう伝えていけばいいのかということを考えるようになりました。
お客様は偶然正花園を利用して下さる方もいらっしゃいますし、正花園のお花やサービスが気に入って何度も利用してくださる方もいらっしゃいます。そういう方すべてにご利用しやすいお店でなければならないと思いますし、ご用意する商品もそうでないといけないと感じました。あと、決断力が増したような気がします。
働いているスタッフも他の花屋さんと比べて多い正花園では、当然自分自身が決断を下す機会も多いです。
自分の考えだけでなく、会社としてどのような決断を下すのが妥当なのか？ってことを考えるようになったのは成長かなぁって思います。

今後どのように成長していきたいですか？

正花園で働くようになって、自分の趣味の時間なども取れるようになりました。
オフにはスキューバーダイビングを楽しんだりしています。休みの日にリラックスして、仕事のときに全力で頑張る。僕の場合はこういうメリハリが生活にリズムを生みましたし、自分の時間もしっかり作りながら、仕事をこなす自分磨きも頑張っていきたいと思います。

これから正花園に入社しようとしている方に一言

正花園は規模が大きなお花屋さんということもあり、毎日たくさんのお花に出会えます。
また、個人だけでなく法人のお客様のご利用も多かったり、仕入れだけ見ても市場や産地などに足を運んで情報を仕入れるなど社会人として視野の広い仕事ができると思います。一度きりの人生、仕事も遊びも大きく広く、そして楽しくやる気をもって取り組みましょう！