冬を彩る洋ラン、シンビジューム。今回はシンビジュームの魅力とお歳暮ギフトなどにピッタリなシンビジュームをご紹介します。
冬のギフトにおすすめ!正花園のシンビジューム
シンビジュームは冬の期間に出回る洋ランです。11月上旬から出始め、3月頃まで出荷されます。管理が非常に簡単なことからシンビジュームを初めての飾る方でも簡単に楽しむことが出来ることや、胡蝶蘭などよりも比較的安価に良質なものを贈れることから冬のフラワーギフトとしてとても人気のあるお花です。
正花園では特に家庭向けのお歳暮ギフトなどに豪華で見応えのあるシンビジュームを厳選。11月下旬から店内を賑わせます。
正花園シンビジュームはギフト向けシンビジュームが得意分野です
正花園が仕入れるシンビジュームは大小関わらず、生産品質のよいシンビジュームを厳選した仕入れを心がけています。このため、クリスマスギフトや年末に向けてのお歳暮ギフト、新年ご挨拶向けのお年賀ギフトをお買い求めのお客様には毎年好評をいただいております。ギフト向けシンビジュームの仕入れが中心となりますので量販的に作られるものはどちらかというと不得意です。
お客様がお選びになったシンビジュームは正花園の胡蝶蘭同様のラッピングを施し、立札やメッセージカードをお付けして正花園のシンビジュームギフトとして先方にお届けされます。
ご家庭で長く楽しめて品質のよいものを厳選
質の高いシンビジュームを取りそろえておりますので、ギフトはもちろん、ご家庭向けに冬の間ずっと飾って置けられるようなシンビジュームをお探しのお客様にとっては正花園のシンビジュームは豊富なラインナップから自信をもってお勧めできるものばかり。花付きが多く整ったものや、バルブ(シンビジュームの栄養の根源になるもの)が大きく育ったもの、葉に痛みが少なくしっかりと成長したものをシンビジュームの出回る11月~2月にかけてご用意させていただいております。
正花園の店頭でぜひ最高のシンビジュームをお選びください
世界最高レベルのシンビジューム生産者ともいえる「河野メリクロン」さんのシンビジュームをはじめ、全国有数の生産者から取り寄せたシンビジュームが店頭を飾ります。正花園で販売するシンビジュームは1点ものが多く、オンラインショップでの販売は限られてしまいますが、店頭には多くのシンビジュームが揃います。正花園の店頭でお客様お気に入りの最高のシンビジュームをお買い求めください。
シンビジュームの花言葉
シンビジュームの花言葉は「素朴」「飾らない心」「誠実な愛情」
贈り物をされるときに「花言葉」を意識されて贈るかたもいらっしゃいます。シンビジュームには「素朴」「誠実な愛情」など清楚で控え目な花言葉がつけられています。
数ある洋蘭の中でも優しい色合いの品種が多く、可憐に美しく咲く花姿からこのような花言葉がつけられたとされています。
正花園のシンビジューム高品質評価のポイント
正花園のシンビジュームは花の状態を見極めるために花擦れ花痛み、葉の量、バルブの目利き、花付きのバランスなどを総合的に判断し仕入れの基準を行っております。また、生産地や生産者への直接訪問なども行い、シンビジューム生産のこだわりや商品の品質のポイントなどをお聞きしております。
その他、希少品種や新品種などを買い付ける「チャレンジ枠」もあり、購入されるお客様に新しいものを見ていただく環境も作り出しています。
シンビジュームの花の種類
花の大きさによる種別
大輪品種のシンビジューム
花の大きさが開花時に10cm程度になるシンビジュームを大輪系と呼んでいます。切花として出回ることが多く、花鉢での流通は少なめですが最近は大輪系のシンビジュームを出荷される生産者様も増えてきました。直立仕立てで出荷されることが多く、見事な花つきが豪華さを演出します。
中輪品種のシンビジューム
大輪品種よりも一回り花の大きさが小さなものを指し、花径は約8cm前後のものを指します。中輪品種は鉢物や切花で最も多く出回る人気の品種です。色数も豊富で仕立て方も胡蝶蘭のように花茎にワイヤーをかけて曲げ仕立てで出荷されるシンビジュームも多く見かけます。
小輪品種のシンビジューム
テーブルシンビジュームなどと呼ばれ、直径4〜5cm程度の細かい花がぶどうのように房状にたくさん咲きます。葉の大きさも大輪品種や中輪品種と比べコンパクトにまとまっているため飾ったときに葉が乱れなく飾りやすい特徴もあります。生産量は中輪と比べ非常に少ないため、品種数も同様に中輪品種と比較するとかなり減ってしまっています。曲げ仕立てのものや直立仕立てのものも両方生産されています。
仕立てによる種別
直立仕立てのシンビジューム
シンビジュームの花茎を成長時にまっすぐに仕立てたタイプのものです。シンビジュームの花は花付きや花の大きさなどの関係もありますが、かなり重たいため、株だけでその自重を支えることができません。支柱がどうしても必要になります。曲げ仕立てのシンビジュームに比べ花全体の高さが出ます。生産地からの出荷時に花をコンパクトに纏められることから流通経費が抑えられ曲げ仕立てのシンビジュームよりも安価に購入することができます。
曲げ仕立てのシンビジューム
シンビジュームの花茎をキャスケード状に曲げた状態で出荷されるシンビジュームを指します。胡蝶蘭のような仕立てのイメージに近く、豪華さが引き立ちます。成長する段階で湾曲したワイヤーに沿って茎を仕立てていくため生産者の手間と時間をかけたものと言えるでしょう。また、仕立ての腕が試されます。豪華さ故の欠点は生産地からの出荷時に直立仕立てよりも商品の体積が大きいため流通経費がかかてしまいます。綺麗に仕立てられたシンビジュームだけに価格も割高です。
ナチュラル仕立てのシンビジューム
シンビジュームによっては花径が短く、小輪品種の場合などに仕立てを行わずナチュラルな状態で出荷されるシンビジュームもあります。花房が鉢の高さよりも下に来る場合もあり、専用のスタンド(花台)が必要な場合もあります。ナチュラル仕立てのシンビジュームは流通量も少なく、一つ一つが一点ものであることが多いです。個人愛好家の手によって育てられるものの多くはナチュラル仕立てのものが一般的です。
シンビジュームの管理方法
シンビジュームは花が咲いているときと咲いていないときの管理方法が異なる
シンビジュームの鉢の管理方法は花が咲いているときと咲いていないときで育てるポイントがかなり異なります。ここでは咲いているときに抑えておくポイントをご紹介します。
置き場所
基本は涼しいところで管理するようにします。冬は寒いのでそのままでいいと考えがちですが、室内は結構暖かくなってしまいます。シンビジュームは気温が高いと長持ちしなくなる性質があります。花の周りに液のようなものが付着する場合は温度が高いと考えてください。
水やり
・週に1回程度の水やりで十分(花が無い時期は毎日のようにあげる必要がある。)
・気を付けないといけないことは根っこがかなり鉢に張っているということ。
実際に水を鉢の上にあげたとしても、根が張っているために水が吸収しないことがある。
このときにやる方法としては「お風呂揚げ」
ラッピングは基本的には取る
素敵なラッピングになっていますが、水やりをする受け皿に水が溜まってしまいやすくなります。水やりをする受け皿に水が溜まってしまいやすく、そこから根が腐敗する可能性があるためラッピングは早めにとった方がよいです。シンビジュームをおしゃれに管理したい場合などは投げ込みの化粧鉢やバスケットを使用すると良いでしょう。
肥料
シンビジュームの花が咲いているときは一切肥料は必要ありません。シンビジュームは茎の付け根部分に「バルブ」と言われる栄養を蓄える貯蔵庫のようなものが存在します。花の咲いている時期はバルブから栄養を取れるため、咲いた花を管理する上では肥料は必要ありません。
花を咲かせるタイミング(花芽をつける時期です)には栄養を多く必要としますが、蕾の花を咲かせるエネルギーはバルブを信頼するようにしましょう。気温が極端に低い時や気温が極端に高いときは肥料はいらないと考えてください。
正花園でお買い求めのシンビジュームではバルブがしっかりと成長したものを選んでおりますので、花の咲いている時期の肥料は全く必要ありません。
シンビジュームの花が咲く時期が冬ということもあり、植物にとって成長には不利な季節であるのですが、総じてあまり過保護になりすぎない方がいいのかもしれません。