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バラの花言葉特集

 花束のお花の代名詞的存在である「バラ」。今回はバラのの花贈りに関して、お客様が結構気にされているバラの花言葉にフォーカスを当てて解説を行います。お花の中でもバラは代表的な存在で花言葉も多く存在します。色や部位や本数などでも別れるバラの花言葉を紹介します。

毎年行われている「バラフェア」正花園はバラも得意です

 毎年4月に行われるバラフェア。店内中におよそ300品種以上のバラが揃う正花園で最も大きなイベントの一つです。また毎年のように入れ替わるバラの品種を見極め今後の仕入れに反映させる重要な位置づけにもなっており、ここからも正花園のバラに対する情熱が伺い知れます。

 もちろん普段の店頭もこれほどの品種を揃えているわけではありませんが、これらのデータを基に産地や品種、花の大きさなど吟味し仕入を行っております。

バラフェア2022店内風景
バラフェア2022の店内は約400品種超のバラが集まる

色や本数によって異なるバラの花言葉

 バラの花言葉はいろいろあります。バラという品種ではなく色や本数によってその意味が変わってきます。バラの花束を贈るときに色や本数など意味を込めて贈るのも素敵ですね。ただ、沢山ある花言葉だけに忘れがち。相手も「調べないとわからない」ということも。
 その花言葉の意味が相手に理解してもらいやすいようにメッセージカードなどでそっと花言葉を教えてあげることもバラの花束を贈るときには大事かもしれません。

色別バラの花言葉

 色ごとのバラの花言葉です。花言葉はたしかに大事にしたいですが、正花園としては贈る方の気持ちを最優先していただくことが一番と考えています。参考程度に代表的な色の花言葉をご覧いただければと思います。

赤色のバラ
品種名:マリーミー

赤色のバラの花言葉

「あなたを愛しています」
「友情」
「美」
「情熱」
「熱烈な恋」
「美貌」
などの花言葉を持っています。赤バラは熱い思いを伝える時に最適と言えます。

写真のバラも「マリーミー(私と結婚して!)」という名前の品種。品種名選びも花言葉を意識されているようです。

バラの代表のような色ともいえるので赤バラの花束は非常にご用途がおおい花束と言えます。

ピンクバラ(ラブリーガール)
品種名:ラブリーガール

ピンク色のバラの花言葉

「しとやか」
「上品」
「かわいい人」
「美しい少女」
「愛の誓い」
などの花言葉があげられます。赤バラに次いで第二位の人気のあるピンクのバラ。「可愛らしい」や「美しい」という優しくてほほえましい印象の花言葉が多い印象です。

写真のバラも「ラブリーガール」という名前です。

小さなお子様の発表会などに贈るバラの色としても人気の高い色です。

オレンジ色のバラ(マンゴーリーバー)
品種名:マンゴーリーバー

オレンジ色のバラの花言葉

「無邪気」
「魅惑」
「絆」
「信頼」
などの花言葉があります。パッと明るく情熱的なイメージのオレンジ。元気が出るビタミンカラーとして黄色と混ぜ合わせてカラーリングすることも多いです。

花言葉は「つながり」を意識した言葉が多いようです。

黄色のバラ(ミニオン)
品種名:ミニオン

黄色(イエロー)のバラの花言葉

「友情」
「平和」
「愛の告白」
などの花言葉があります。オレンジ色と同じく明るく周りを照らすようなイメージの黄色。

花言葉には「平和的なつながり」「仲良し」を意識した言葉が並びます。

写真のバラは「ミニオン」という品種。映画にでてくるミニオンは「悪党」という役柄ですが、仲良く無邪気に主人を追いかける姿も「仲良し」を連想させるのかもしれません。

白色のバラ(シェドゥーブル)
品種名:シェドゥーブル

白色(ホワイト)のバラの花言葉

「純潔」
「私はあなたにふさわしい」
「深い尊敬」
「純潔」
「清純」
などの花言葉があります。

ブライダルなどでもよくつかわれる白色のバラ。真っ白な「無垢」のイメージが花言葉にも表れています。

緑色のバラ(リバティーグリーン)

緑色(グリーン)のバラの花言葉

「穏やか」
「希望を持ち得る」
などの花言葉があります。

グリーンは葉や青々としたものを形容することが多いですが、「成り行きのままの自由」をイメージした花言葉が用いられているようです。

紫色のバラ(ディープパープル)

紫色(バイオレット)のバラの花言葉

「誇り」
「気品」
「尊敬」
などの花言葉があります。

昔から紫色は「高貴な色」の象徴として知られており、これらの花言葉も「品格の高い・格式の高い」の背景が伺える花言葉になっています。

その他のバラの色の花言葉

 このほかバラの色別花言葉は非常に多く存在します。品種数も非常に多いバラ。色も切り分けが難しい微妙な色などもあります。ですので花贈りのときに意味を強調させるのではなく、一つのお話の小ネタとしてお花贈りの際にメッセージなどに付け加えることをお勧めします。
青色: 「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」
朱色 :「灼熱の恋」
濃紅色(赤紫色): 「内気」「恥ずかしさ」
黒色 「貴方はあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛、永遠の愛」
レインボーカラー: 「無限の可能性」

本数別バラの花言葉

 色の他にも贈る本数によって花言葉の意味が変わってきます。色と違い微妙なニュアンスではないため定量的に花言葉が変わります。贈る方の気持ちで表現するのが一番であると正花園は考えますが、こちらも参考までに。気持ちをメッセージカードなどで託されるのが良いのではないでしょうか。

テーマは「愛」となっています。

本数花言葉
1本「一目ぼれしました」「あなただけしかいない」
2本「この世界は2人だけ」
3本「愛しています」「告白」
4本「死ぬまで気持ちはかわりません」
5本「あなたに出会えたことの心からの喜び」
6本「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」
7本「ひそかな愛」
8本「あなたの思いやり、励ましに感謝します」
9本「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてください」
10本「あなたは全てが完璧」
11本「最愛」
12本「私と付き合ってください」
13本「永遠の友情」
21本「あなただけに尽くします」
24本「一日中思っています」
50本「恒久」
99本「永遠の愛、ずっと好きだった」「長年の想い」
100本「100%の愛」
101本「これ以上ないほど愛しています」
108本「結婚して下さい」
365本「あなたが毎日恋しい」
999本「何度生まれ変わってもあなたを愛する」

年齢の数をバラに入れる花贈り

誕生日のお祝いに年齢分のバラの花束贈り

 花言葉と少し異なりますが、「お誕生日おめでとう」の気持ちを込めて年齢の数だけバラを贈るお祝いの方法もあります。

会社の創設記念、節目の日に創業年数分のバラの花贈り

 会社関係の贈り物で「花束」というイメージは少ないかもしれませんが、「相手のことをよく理解している」であったり、「愛」「友情」「友好関係」を象徴するバラは企業間のご挨拶にも使っていただきたいと正花園は考えています。

ダズンローズという考え方

 ダズンローズとは直訳すると12本のバラ。結婚式などで、12本のバラを贈る演出方法のことです。 花嫁に贈られる12本のバラには、ひとつひとつ違った意味があり、それぞれ「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味が込められているのだそうです。
 また結婚式以外のシーンでも最近はダズンローズの花束をお買い求めいただくケースも増えています。結婚記念日や子供の誕生日など用途はいろいろ。

 贈り主様と受け取る方の深い絆の象徴としてダズンローズの考え方が日本でも定着してきています。

赤バラのダズンローズ
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