働くスタッフの声 VOICE

セレモニーを豊かに飾る
緊張感のある仕事です

葬祭課勤務

櫻井 陽子

正花園在籍前は他生花店で勤務。
正花園加工流通課に配属後、装花技術経験などを考慮して葬祭課へ異動。
大型祭壇から小さな家族葬向け祭壇までの制作・設営に携わる。

現在の仕事内容はどんなものですか?

正花園に入社してしばらくは加工流通課の業務をしていました。会社からの人事異動を受けて今は葬祭課に勤務しています。
私はお葬式を飾る祭壇のお花の装飾や弔花と呼ばれるお供えのお花の制作を担当しています。横幅18メートルもあるような大きな祭壇もありますし、家族葬向けの小さな祭壇も私たち葬祭課の手によって作られます。飾るだけではなく、式が終了した後の片付けや装飾に使うためのお花の準備なども葬祭課全員でやっています。
あとは設置回収のための輸送ですね。実は大きな祭壇も小さな祭壇も正花園の葬祭課には葬儀装飾専用の作業場があって、そこで祭壇制作の約80%くらいまでの工程をこなします。それから安全に葬儀会場に商品を運んでいます。

仕事のやりがいや苦労はなんですか?

大勢の方に自分達が作った祭壇を見て頂けることに関してはやりがいがあります。
また、ガスや水道などと同じようにお葬式も無くてはならないものだと思いますし、直接お客様や遺族の方にお会いしたりお話するということはありませんが、「良いお葬式にしたい」というご遺族のお気持ちを受けて責任をもってやらせてもらっているということがやりがいだと思います。
「いつ葬儀が発生するのかわからない」という苦労はありますが、人が亡くなるということはもちろん予測できることではないので、自然体で最高のパフォーマンスができるように準備をしています。

どうして正花園を選んだのですか?

もともとお花の仕事をさせてもらっていましたし、お花の仕事は大好きでした。
私は以前からお客様の前に出ると緊張してしまったりする性格でしたので、お花でお客様と間接的に関われる仕事はないか探していたところ、正花園の加工流通課のお仕事を見つけて入社しました。葬祭課も対面でお客様とお話をすることが少ないので、私にとってはあっているかなぁと思います。

どんな社風ですか?
仕事中はどんな雰囲気ですか?

お葬式のお仕事なので、なにか暗いイメージがあるかもしれません。ただそんなことは全然なくて職場の雰囲気はとてもいいと思います。
祭壇の装飾は社内でほとんど行いますし、制作中に先輩社員からお花をどのように挿すと美しく見えるのかとかレクチャーを受けながら覚えていく感じです。葬儀会場に入ると別の会社のスタッフさんなどとお話する機会もありますしみんなで一つのセレモニーを完成させようという気持ちになりますよ。

入社前よりも成長したと実感したことを教えてください。

実は葬儀の祭壇って実はお花を載せることができるスペースが限られていて、私のようなお花の装飾の経験がある人が挿したとしても、平べったくなってしまったり立体感をうまく演出できなかったりするんです。また、参列者の人の目線よりも高い位置に飾り付けをするので制作者が見ている視線とお客様が見られる視線が異なるんです。
大きな祭壇を作る時は左右のバランスをとることも苦労します。自分の視野よりも大きなものをバランスとるわけですからとても難しいです。最初はこれらの感覚をとることがとても難しかったです。先輩者員の方からアドバイスを頂いて今では立体感やバランスをもって祭壇の制作が作れるようになってきました。
それから、葬儀祭壇ってお花だけではなく小道具の準備なども実はたくさんありまして、こちらの準備とか「これは●●のために必要」みたいな感じでサクサクと準備ができている自分に成長を感じます。

今後どのように成長していきたいですか?

お葬式の祭壇の最後の工程の20%くらいは葬儀会場の現場でお仕事をするのですが、実はアドリブの部分も結構あるんです。ご遺影の周りなどは実際に現場に行って、お花とお写真が重なってしまわないように調整しながらお花を挿したり、祭壇の全体的な色味を調整するためにお花を加えたりしています。このアドリブの部分で祭壇全体の雰囲気が変わってしまうので、すごく気を使います。
もっともっと経験を積んで自分のバリエーションを増やしていきたいです。

これから正花園に入社しようとしている方に一言

正花園で最も大きな「商品」を作っているのは葬祭課だと思います。大きな作品を作るためには人と人とのコミュニケーションは欠かせません。
技術だけではなく人と人との関わりを大事にしながら、記憶に残る商品を作り上げていきましょう。

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